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2006/02/03

「水=通常性の研究」

kukinokenkyu 「水=通常性の研究」は、山本七平氏の著書『「空気」の研究』(文春文庫)の中にあるひとつの章です。

数年前の月刊誌『文藝春秋』で宮崎哲弥氏が紹介していたので読んでみました。

この本が発行された年は、1983年。その年以前に『諸君!』(文藝春秋)というオピニオン誌での連載を書籍化したものです。

内容は、盛り上がった「空気」に「水」を差すことで、現実に引き戻す。その「水」を通常性と捉え、「水」の作用について研究された論文のような内容です。

そして、本の主題である「空気」の作用の研究も記述されています。

1921年(大正10)に生まれた山本七平氏の思想は、キリスト教に根ざしているようです。

読み始めると、1回目は面白く読んだのですが、2回3回と読み返すうちに、だんだん胸焼けするような気持ちにさせられました。

その理由を自分なりに考えてみたところ、同じ命題を何度も繰り返していることや、日本人像をステレオタイプ化し、極端に卑下しているように感じられたからではないかと思います。

とりあえず、戦争に行き、負けた世代が残した遺産として受け入れることにします。

            ◇            ◇

この「空気」と「水」の関係がキャンプインしたばかりの阪神タイガースに再び訪れようとしています。

デイリースポーツonlineでは、村上ファンドが2月3日にも阪神電鉄の社長と会談するとの記事(おそらく共同通信の配信記事)が掲載されていました。

阪神ファンとしては、いよいよ今シーズンのチームづくりが始まるという空気のなか、冷や水をぶっかけられた心境になりました。

そして、この記事を読んだ第一印象は、「どうして、このタイミングなのか」ということでした。

思えば、昨年、村上ファンドの電鉄株取得が明るみになったのは、日本シリーズ前でした。
その時も、タイミングの悪さ(村上ファンドにとっては良いタイミング?)に憤慨しました。

タイガースを応援する立場の僕は、チーム全体への影響が最も気になるところです。

「監督に会わせろ」「選手と話し合いたい」といった現場への介入に等しい村上ファンドの茶番が再び世間をにぎわすのだろうか。

そう思い始めると、何か奥歯が痛くなるような、嫌な気分になってしまいます。

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コメント


村上ファンド・・・

気分悪いですよネ〜 -_-;

また、公式で、丼さんに

闘っていただかないといけなくなるかも〜(^.^ ;


投稿: サワヤカプリンセス | 2006/02/03 01:36

今回のホリエモン事件を契機に

過度の拝金主義よりも

やっぱり

人間性が一番大事だよねという方向に

急激に時代の流れがかわりつつあるなか

そういう意味では

日本はいい舵をきれたと思われ。

逆に村上氏の手法はある意味

滑稽にも見えはじめましたね


僕はそこに希望の光が見えてきたように思うのですがどうなのでしょうか??

それにしても

ファンに心配をかけさせるのは

本当に上手な球団ですね^^

投稿: バース党万歳 | 2006/02/04 01:21

>SPさんへ
丼さんは、やる時は、やられるお方です。

SPさんも、やる時は、やります。(万馬券で証明済み)

村上ファンドは、やらんでもええことばっかりします。


>バース党さんへ
過渡の拝金主義から人間主義(かな?)へ。

まあ、人間主義という表現が的を得ているかどうかは置いておくとして^^;

おそらく、大概の人は、そういう思いを持っているのだと思います。

そういう、うねりが出てきているのかもしれませんね。

しかし、阪神電鉄には、もうちょっとしっかりしてもらわないと、いけませんねー。

ほんま世話の焼ける会社ですわ^^

投稿: 新猛虎道 | 2006/02/04 02:30

村上ファンドに関しては自分のところでも書いている通りアンチに回っています。
昨日はゴールド(・・・長い)の話まで飛び出し。だいぶ脅しに近くなってきていますね。
この発言大変問題点が多いと思いますが、検察がここの辺りをつくかどうかはわかりません。

投稿: 箱庭村民 | 2006/02/04 23:59

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