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2006/02/22

チーム青森のゲームが見たい

capt チーム青森がスイスに負けてしまう、もうトリノ五輪でカーリングにチーム青森の選手たちを応援できなくて、とても寂しい気分になっています。

これまで野球をはじめ、いろいろなスポーツを観てきました。

自分のことで言えば、地方大会でベンチ(補欠のことですが)ながら代打で出場した最後の夏、阪神なら和田さんの引退や星野さんの引退と同じぐらい、これほど寂しい気分になったことは、あまりありません。

小野寺さん、林さん、目黒さん、本橋さん、それに出番が少なかった寺田さんたちがプレーするところが見たくて仕方がありません。
そして、いま、彼女たちがどうしているのか、どういう気持ちでいるのかも、とても気になっています。




oly_full どうして、こんな気分になっているのか。

スイスに負けてから、ずっとそのことばかり考えてました。

確かに、派手さもなく、普通のどこでも見かけるような彼女たち ― オリンピックに出場している彼女たちが普通であるわけはないのですが ― に親しみを感じたことが大きな原因ですが、そう感じさせたものは何なのだろうかと。

そして、たぶん競技をしているときに彼女たちの「生の声」が聞こえていたからではないかと考えるようになりました。


oly_full 残されたいくつかのストーンを見ながら、「こっちにいったほうがいいと思う」という何気ない会話や、次に投げるストーンの位置を指示したり、ストーンが滑っている間に、「ライン、いいよー」とか「スイープ、スイープ」「ウォー! ウォー!」という声が聞こえてくる。







20060219_841_450 そして、ストーンがうまくいったときや失敗したときには、表情やしぐさだけでなく、声も聞こえてきます。

野球をはじめ、いろいろなスポーツがありますが、選手たちが次にどのようなプレーを考え、しゃべっていることが聞こえてくる競技は、そんなに多くはありません。












20060219_827_450 もうひとつは、カーリングという競技は、状況があまりにもはっきりしているということがあると思います。

投げ終わったストーンの位置に対して、次に投げなければならないストーンの選択肢はほぼ決まっています。
氷の上を滑らせるということと、投げるときのほんのわずかな力加減で投げたストーンが行き過ぎてしまったり、はじき出される相手のストーンの勢いでハウスの中から狙ったストーンが出てしまったりすることがわかっています。

ストーンを投げる彼女たちが賭ける願いや思いが「声」と「はっきりした状況」、そして小林さんの解説が自分を2時間以上の競技に集中させてくれたのだと思います。







r3216658478 また、もうひとつは、チームワークが求められる競技ということでしょうか。

控えも含めて5人がメンバーとならなければならないカーリング。

野球と比べることは、カーリングの本質にそぐわないかもしれませんが、それぞれの役割をこなせるか。自分のチームの他のメンバーを助けたり、ミスを取り返すために、全力を尽くす、そのことをお互いがわかりあっているところに、うたれるところがあったのかもしれません。



oly_full















r667515088こういった気心がわかりあった人間関係がいまの自分にあるかと考えると、あまり自信がありません。

たぶん、チーム青森のような仲間がうらやましいのだと思います。







r1433919390 そしてチーム青森がオリンピックで目指したものが、カーリングを多くの人に知ってもらいたいという、素朴でも大きな目標があったからだと思います。

日本では、フィギュアやジャンプ、スピードスケートに比べると、どうしてもマイナーな競技に見られがちですが、自分たちが楽しくて面白くて仕方がないカーリングを知ってほしいという願いは、多くの人に伝わったような気がします。




チーム青森の活躍にトリノで取材しているマスコミ各社は、あわてふためいたようです。
予選突破だけでなくメダルを希望する論調がはびこってきたのは、前回大会で金メダルをとったイギリスに勝ってからです。
トリノ五輪でカーリングを取材しつづけてきたのは、時事通信と共同通信ぐらいで、スポーツ紙の手のひらを返したような持ち上げ方には、どうしても納得できません。

そういう自分も、トリノ五輪でカーリングを見始めたのは、ノルウェー戦あたりからなので、あまり大きなことは言えませんが・・・。

TKY200602070428 しかし、チーム青森の地元の北海道や青森で五輪前から彼女たちを紹介してきた記者が、トリノだけを取材し、“一夜漬け”で記事を書いている記者のことをどのように感じているのか、聞いてみたい。







小野寺さんや林さんは、今回のオリンピックでひと区切りとしたいそうです。

個人的には、次のバンクーバー大会でもう一度同じメンバーのチーム青森が見たいという願いはあります。
しかし、15年にわたる競技生活を送ってきた彼女たちがどういう思いでいたのかも知らなくて、トリノ五輪で初めてチーム青森を知ったような僕には、そういう勝手なことは言えません。

本当に寂しいなあ。


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コメント

もこみちさまだけではなく、巷では、カーリングにはまった人

多いみたいですよ

たとえば、FM大阪のDJ  RIO

http://fmosaka.net/dj/rio/

今日も、番組中、しきりに、カーリングのこと

話してましたヨ〜^^

もう少し、政府が、アマにお金出してあげればいいのにネェ

夏の練習とかで、外国と差が出るらしいですよ

何かに打ち込めるってことは

とてもすばらしいことだと思います☆^^


投稿: SP | 2006/02/23 00:18

RIOさんのブログって、食べ物とアルコールの話が多いですねー。

トマト焼酎は、ちょっと興味ありました。

他に僕が気に入ったナマ足の写真があったので、リンク貼ってみました^^;

投稿: 新猛虎道 | 2006/02/23 01:03

最近の新猛虎道さん、すごいね。パワーを感じるなぁ。

わしもカーリング終わって、・・・・寂しい。

あとはオープン戦やね、集中しよ。

あ、それとですね、カーリングの解説やってた人(小林さんって言うの?)、

わしには上田利治さんに聞こえたヨ・・(笑)

またイタリア戦で大逆転勝利したとき、アナウンサーや解説が絶叫してたのが印象的やったなぁ。

だいぶ前の女子水泳、平泳ぎの金メダル、思い出した。

投稿: ありゃま | 2006/02/23 18:54

今日は、午後から休みだったので、
カーリング女子の準決勝と決勝をみました。

小林さんて、こんな感じのひとみたいです。
(よかったら僕の名前、クリックしてみてください)

解説と同じようにカーリングの普及にも、
熱い思いを持ってはる、いい感じの人みたいです。

投稿: 新猛虎道 | 2006/02/24 19:28

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