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2007/01/07

Sly And The Family Stone その1

Sly And The Family Stone

スライ&ザ・ファミリー・ストーンと聞いてなにをイメージするか?
「スタンド!」や「アイ・ウォント・テイク・ハイヤー」に代表されるロック・ビートに乗せて連帯/共闘について歌う姿か。
それともヒッピーの祝祭ウッドストックでのアジテイターと化した姿か--。

現在も圧倒的な存在感をもって音楽シーンに君臨する彼らのアルバムが、71年作『暴動』である。
べトナム戦争末期や公民権運動の挫折という暗い時代を背景にして制作されたこのアルバムは、スラム街の漆黒の闇を思わせるダークなアンビエント感が支配し、内省的な雰囲気が全編を覆っている。
またリズム・マシーンを使うことによってファンクの骨格を剥き出しにするという逆転の発想も当時は斬新なものだった。
多分このアルバムが存在しなかったらプリンスの傑作『サイン・オブ・ザ・タイムス』も、ディアンジェロの傑作『ヴードゥー』も存在し得なかった--といっても過言ではない。
さらに73年作『フレッシュ』では、『暴動』で開花させた新機軸を外部のミュージシャンを使うことによってさらに推し進め、結果、洗練させた傑作に仕立て上げた。
しかしそれ以降、スライ・ストーンの勢いは成功によるプレッシャー、ドラッグ問題などにより失速。
とはいえ、彼らが残してきた音楽がシーンに与えている影響は絶大だ。
復活が大いに望まれる。

2007年の1本目は、Sly And The Family Stoneです。
高校時代にNHK FM「サウンドストリート」で初めて聴き、そのパワーに衝撃を受けました。
アメリカ国旗がジャケットになっているLP「THERE'S A RIOT GOIN' ON」を探し、中古レコード屋を回りました。
この「THERE'S A RIOT GOIN' ON」がgooの解説に書かれている『暴動』です。
ようやく見つけたLPは、結構な値段がついていましたが、宝物に出会った感覚で、カネのない高校生の僕でしたが、迷わず買いました。

その後、アンソロジーの2枚組みのLPを購入。

Sly And The Family Stoneは、僕の中では、最も好きなグループのひとつです。



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つづく......

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